草野球をやっていない時期に
軟式ボールの規格がA球からM号球へと変更になりました。
長いブランクの影響もあるかもしれませんが、M号球になってからは打球が飛ばない(汗)
普通に外野を超えていたのが、内野を超えるかどうかくらいまで飛距離が落ちました。
A球とM号球の違い
A球とM号球がどのように違うのか。
改めて調べたらこのような表が載っていました。
大きさ | 重さ | 反発高さ | |
---|---|---|---|
A号球 | 72mm±0.5mm | 136g±1.8g | 95cm±10cm |
M号球 | 72mm±0.5mm | 138g±1.8g | 80cm±10cm |
この表によると大きさの違いはない。
重さは2グラムほど重くなった。
反発高さというのは
ある高さから落下させた時のバウンドの高さ
ということだと思うのですが、低くなった。
あと表には書かれていないですが
M号球はA球に比べて硬くなったということも言われています。
ナガセケンコーの公認試合球
硬くなったM号球は飛ぶ?
M号球はA級に比べて硬くなり
インパクト時の変形が少ない分、飛距離アップする
なんて言われてた気がします。
確かに、力いっぱい握ってみると…握力の弱い私でもA球は変形しそうになる。
M号球はというと、少し歪みそうかな…という感じ。あまり変形はありません。
ビヨンドマックスなどの高反発系バットも
インパクト時の変形を抑えて、飛距離を伸ばす
という考え方で作られているわけですよね。
その考え方で言うとM号球は飛ぶはず。
でも飛ぶ感じがしない…
重くなったM号球は飛ばない?
M号球はA球に比べて重量も重くなっています。
わずか2グラムですが。
A球時代には感じたことがなかったのですが、それほど球が速くない相手とのキャッチボールですら、手が痛いと感じるようになりました。
硬くなった影響もあると思いますが、捕球時、球に重みを感じることが増えました。
この2グラム。
わずかな増量だけでも打ち返せなくなるのでしょうか。
そういえば、
ボールが重いとか硬いとか言われているバッティングセンターで強い球を打てたことが無い。
バッティングセンターに行くと自信を無くして帰ることが多いです。
ちなみに
バッティングセンターに置かれている800グラムのバット(多分ミドルバランス)
初めはまともに振れなかったのですが
トップバランスで740グラムの金属バットを使っていたら、まとも振れるようになりました。
バットの重さとバランスの感覚はそんな感じ。
跳ねなくなったM号球は飛ばない?
A→Mへの規格変更で「反発高さ」が下がったことが気になります。
以前より硬式球に近づけたことで
バウンドが低くなったと。
硬くなって重くなって
地面からの反発が弱くなったなら
バットからの反発も弱くなったんじゃ?
打者が振ったバットに当たるときの衝撃と、地面をバウンドするときの衝撃は違うでしょうから、一緒にする話でもないのかもしれませんね。
M号球はバットに乗らない
A球時代はバットに当ててから
一瞬乗ったような間があってボールを運んでいた感覚がありました。
M号球は当たった瞬間にバットから離れて力が伝わらない感覚。
(どちらも金属バット使用時)
硬式野球経験者にとってはそれが普通なのかもしれませんが…
硬くなったことで変形が無くなり
バットに乗せて飛ばす感覚が得られなくなった。
これがM号球が飛ばないと感じるようになった真相として結論付けてみようかと思います。
バットをミドルバランスからトップバランスに変えたり、高反発系バットに変えてみた理由のひとつはM号球の影響。
話のまとめ
A球よりM号球の方が飛ばしにくい。
硬くなったことにより、インパクト時、バットにボールを乗せることが出来なくなった。
硬くなって変形による飛距離のロスが減ると言われていたけど
バウンドの高さが低くなったことから考えても一概に否定はできない?