先日、ウィルソンの内野手用グラブ「D5型」を
愛媛県にある87スポーツ(ハチナナスポーツ)さんにて、持ち込みで「コユニ」タイプに型付けをしていただきました。
持ち込みとは言っても
サントニーは東京在住なので宅配便で送ってお願いしました。
そんな「D5型」の変化を記録しておきます。
今回登場する「D5」のスペック
今回登場するD5型は、
数年前にフリマサイトで「新品」タグ付きで購入したものです。
グレード:basic Lab
ウェブ:Hウェブ
カラー:本体、紐ともに黒
店頭で展示していたのか、ヒンジ部分に少し折り目が付いていた他、若干ですが指の先端が閉じ気味に曲がっている個体で、開きたくても開かない状態でした。
一度か二度、キャッチボールに使用しました。
しかし先端が閉じてしまう傾向から、真っ直ぐ向かってくるキャッチボールすら捕球が難しく、それ以来使っていなかったものです。
ちなみに購入当時は普通の5本入れで使用するつもりでいました。
グラブは、
店頭で触れて、自分に合うか合わないかを感じた上で型をつけてもらって購入する方が良いと思っています。
しかし、メーカーや用途ごとに形状が大きく異なるグラブを試してみるために、全て新品価格で購入するわけにもいきません。
フリマサイトなどで販売している廉価品も選択肢として自分に合ったグラブを探しています。
型付け依頼したお店について
型付けは
愛媛県松山市にある野球専門店 87スポーツさんにお願いしました。
きっかけは「持ち込み」で「コユニ型付け」が出来ることが明記されていたこと。
「コユニ」型付けを行っているお店は他にもあると思いますが、基本的にはそのお店で購入した場合に同時にお願いするというスタンス。
一方、
「持ち込み」での型付けを受け付けているお店もいくつか見つかりましたが「コユニ」型付けできるかどうかは不明なお店がほとんど。
加えて87スポーツでは
「Wilson中村氏直伝」との記載もあります。
こちらは「コユニ」について調べていると名前がよく登場する中村光彦さんのことだと思われます。
現在、埼玉西武ライオンズに所属する外崎修汰選手が、ウィルソンの営業部長であるという中村さんに連絡しことがきっかけで
「外崎モデル」が誕生したそうです。
また外崎選手が使用するグラブは中村さんが直接型付けしているという話です。
店舗名 | 野球専門店 87sports (ハチナナスポーツ) |
代表者名 | 野中 大輔 |
所在地 | 〒790-0821 愛媛県松山市木屋町2丁目1-14 TERMINAL4 1F |
定休日 | 水曜日 |
ベイスに出店している型付け注文ページはこちらからダイレクトでアクセスできます。
注文ページには「新品に限り」という表記があります。
私の場合は一度問い合わせて、あまり使用していない旨を相談したうえで引き受けていただける運びとなりました。
あまりに使用頻度が高く、クセなどが付いている場合は、加工が難しい場合もあると思うので、ご注意ください。
型付け前の「D5」型
beforeの写真を撮っておかなければと、送る直前に思い、とりあえず撮った写真です。
型付け前とは言っても自分で折ったり、ボールを叩きつけたりなどはしたので、新品時とは若干形が違っていると思います。
背景が汚かったので、切り抜きました。
型付け後の「D5」型
型付け前の写真と角度が違うので印象が違うかもしれません…
画像はモノトーンに加工していますが、レースカラーも変えてもらいました。
(写っていませんがラベル交換もお願いしました)
まさにネット上で見たことのある「コユニ」型付けのカタチをしている、と感激しました。
・先端の開きが大きくなった。
・関節が狭い位置でしっかりと付いている。
届いてすぐに時点では、箱の関係もあるのでしょうが、開きが大きい感じはしませんでした。
ただ、しばらくの間、開いて置いといたらかなり開きのあるグラブになりました。
型の性質上、閉じやすいのかもしれません。
また、画像の赤い線のように、ヒンジ部分から薬指部分までが急激に狭く折られています。
そこから中指にかけてポケットの広がりが感じられる型になっています。
中に入ったら出てこないような、そんな型になっているのだと思います。
湯揉みで型付けをされているようで、関節の柔らかさもあり、開閉もしやすいです。
86型と比較して
ワイドヒンジが採用されている点と、指股によって幅がある点から構えの時点で若干広めに使うことが出来るのではないかと想像しています。
実際に使った感想
先日、練習で使う機会がありました。
こういう型のグラブならガッチリ捕れるだろうと
以前からイメージしていた通りの感覚でした。
特にポケットが深く広く
包み込むように捕球できる感覚です。
土手は狭く、ボールを掴めます。
正面のボールに対してバウンドが合わずに何とか土手に入った時も掴むことが出来ました。
ただ、グラブを真横に出さなければいけないような横の当たりでは、土手の狭さゆえに、バウンドが合わせられなかった時には
入りにくい面もあるのかなと感じました。
ちなみに使用後すぐであれば
土の汚れはレザーローションでいい具合に落とせました。
話のまとめ
87スポーツさんでウィルソンD5型のグラブを
「持ち込み」で「コユニ」型付けしていただきました。
型付け後は
ネット上で見る「コユニ」のグラブが届いて感動。
開閉がしやすくなり、ポケットに入れば軟式球でも飛び出さないだろう、と思える形になりました。