【草野球】「引っ掛けてゴロになる」原因と解決方法を考察

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【草野球】「引っ掛けてゴロになる」原因と解決方法を考察

サントニーの2023年シーズンは、例年よりもサードゴロが多いシーズンとなりました。
タイミングをずらされた遅いボールを引っ掛けてしまうようなシーンが多かったように思います。


このページでは
そんなゴロ量産の原因を探って解決方法を考察しています。



経験則によるものではありますが、ゴロを量産して悩んでいる方の解決の糸口になればと思います。

目次

結論

このゴロの量産は
「手で打つ意識」「新しく導入したバット」の影響が大きかったのではないかと、今となっては思います。
(試合中に気付いて修正できれば言うことなしですが…)

「手で打とうとした方が飛距離が出る」という感覚を得たのは2022年の夏ごろ。
「手で打つ意識」を意識するようになったのは2023年から。

ちなみに2022年の終盤、セールになっていたことをきっかけに高反発系バットのデビューを果たしました。

スペック:トップバランス 720グラム

それまで使っていたトップバランスの金属バットと表記上の重量は同じなのですが、感覚的には重たく、バットのヘッドが回っていきやすい感覚です。

考えられる3つの原因

そこで考えついた原因が
① 「手で打つ意識」が強すぎて手首をこねてしまっている
② 「手で打つ意識」が強すぎてバットが遠回りしすぎている
③ トップバランスのバットの遠心力が効きすぎている

原因①「手で打つ意識」が強すぎて手首をこねている

原因①の詳細を開く

過去の記事でも書いているように、
「手で打つ意識」を持つようになってからは、体の横を支点にしてテコの原理を使う意識を強く持って打席に入っていました。

体の横を通った時点でバットのヘッドを返そうとする動きが強かったので手首が返りやすい状態だったということがゴロ量産の原因のひとつとして考えられます。

原因②「手で打つ意識」が強すぎてバットが遠回りしすぎている

原因②の詳細を開く

「手で打つ意識」をするようになってからは、グリップを大きく引くバッティングをしていました。
意味合いとしては、いかにヘッドを遠回りさせて反動をつけるかという感覚です。


その結果、「アウトサイドイン」の傾向が強いバッティングになっていたのではないか。


アウトサイドインについて熟知しているわけではありませんが、調べてみるとアウトサイドインのバッティングをしていると手首が返りやすいそうです。


アウトサイドインのスイングになっていたのであれば、ゴロ量産の原因になっていたと考えられます。

当初の課題は「最短距離でバットを出す」からの脱却によって反対方向に強い球を打つことだったので、その点をクリアしたことは良しと思うことにします。

原因③バットの遠心力が効きすぎている

原因③の詳細を開く

バットの遠心力を効かせることを意識してバッティングをしていたわけなのですが、その遠心力が強すぎたのが原因のひとつなのではではないかと考えています。

サントニーのバットは金属バットも高反発系バットも同じメーカーのものを使っています。
(記事執筆時点)


どちらもトップバランスで、重量は同じ720グラム。
しかし金属バットは中が空洞であるのに対し、高反発系バットはウレタン素材が詰まっている構造です。


同じ重量、同じバランスでも高反発系バットの方が芯の辺りに重さが集まるつくりになっているのではないかと考えられます。

金属バットから高反発系バットに移行するときは、それまでよりも重量の軽いものを選んだ方が良いかもしれません。

実際のところ…同じ重量で買ったけど重たいなーと感じていて、上手く扱えている感覚ではありませんでした。

引っ掛けるゴロは重たい先端が走りすぎて手首が返ってしまっているということが原因だったのではないか。

引っ掛けるゴロの他に、捉えたと思って振ったのに角度の高い内野フライになることも多いシーズンでした。

いずれにせよ「手首が返っている」ことが原因なのではないかと考えています。

トップかミドルか。
「差し込まれないこと」を念頭に、シチュエーションを考えてどちらの方が飛ばせるかを考察してまとめている記事

実践してみた2つの対策

考えついた対策をとりあえず試してみました。
対策① バットを短く持ってみた。
対策② 構える位置を体の近くにしてみた。

対策を考えてから近々で1試合しか予定されていなかったので2つの対策を同時にやってみました。
本当は別々に検証できればよかったのですが悠長なことは言ってられません。

対策① バットを短く持ってみた。

対策①の詳細を開く

ひとつ目の対策として、指3本分バットを短く持つことにしました。


それまでの数試合、指1本分短くトライしていたのですが更に極端にいきました。


こうすることで遠心力が少し和らいで、軽くスイングできるような感覚になりました。

対策② 構える位置を体の近くにしてみた。

対策②の詳細を開く

構えの時点で、体に近い位置で構えることにしてみました。


それまでは、バットの軌道をあえて遠回りさせることを意識して、体から離れた位置に構えるようにしていたので、その部分を変更してみました。


こうすることで、バットが通る軌道が小さくなったのではないかと思います。

バットが通る軌道が小さい場合のデメリット

結果

結果:外野3方向への大きな飛球。
うち1本はヒット。

外野3方向に、同じような大きなフライを打ちあげました。
3つの方向へ飛んだということは、3打席ともタイミングがずれていたということは明らかです。


しかし、タイミングがずれても同じような強い当たりを打てたことは良いことのような気がする…
と前向きに捉えておきましょう。

角度はかなり高く上がったので、バットの重量や重心が気がかりなところではあります。

草野球を始めた当初はミドルバランスの金属バットを使っており、当時はバットが重いと感じるようなことはなく、バットコントロールはしやすかったかも。

ちなみにトップバランスに変えた理由のひとつは
A球からM号球に規格が変わって以降、飛ばしにくくなった感覚があったため。

話のまとめ

引っ掛けてゴロを打ってしまう原因は
「手首が返ってしまうこと」

自身のスイングやバットの重量、重心を見直す必要もアリ。

手首が返りにくいミドルバランスのバットを使うといいかも。

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