このページは
非力な人でも打球を遠くまで飛ばせるようになるための練習方法を、経験を踏まえながら考察して書き留めています。
こんな人に読んで欲しい
・野球未経験だけどいつかホームランを打ちたい
・自分はパワーが無いからと長打を打つことを諦めてしまっている
サントニーは少年野球の経験しかないため、硬式野球経験者が使うような重いバットをまともに振ることができません。ですが、草野球ではまあまあ長打を打てているという実感があります。
野球部だったけど長打を打てなかったという人も、野球をあまりやったことが無いからボールを飛ばせないという人も、このページで紹介する練習方法を一度、試してみていただければと思います。
人によって合う、合わないはあるかと思いますが、是非一度は試してもらいたい練習方法です。
初めに結論
✅重いものを持ち上げられるパワーなんか無くても、
スイングスピードさえ速ければボールを飛ばせる。
筋肉が多ければ多いほど力が強いのは間違いありませんが、そうじゃなくても打球は飛ばせます。
必要なのはスイングスピード。
そのスイングスピードを上げるために、必ずしも「筋トレ」が必要であるとは限りません。
このページでは非力な人が打球を飛ばすために、今からでも、どこでも出来る、とても簡単な練習方法を紹介しています。
筆者の野球歴
上記でも触れていますが、サントニーは草野球以外では軟式少年野球の経験しかありません。
中学、高校、大学と野球をやってきた人と比べれば圧倒的に非力だと思います。
ピーク時で740グラムのバットを振れていたくらいです。
しかし、野球歴が浅いわりには長打力がある方だと思います。
少年時代はグラウンドの外に打球を飛ばしたこともしばしば。
知っている限りでは、グラウンド外に打球を飛ばした選手は他に見たことが無いので、中でも飛ばしている方だったんじゃないかと思います。
中、高、大など、少年野球以降では特に野球の経験はありません。
12年ほどのブランクを経て、久々に会った同級生の誘いで参加した、久々の草野球の試合で、おそらく90メートルくらい飛ばして、生垣に転がり込むエンタイトルツーベースというデビューを果たしました。
それからもフェンス際くらいまでだったら、飛ばすこともしばしば。
(誰かの金属バットを使っていたので、ビヨンド使ってたら超えてたかな?と思います)
そこからまた数年のブランクがあるのですが、2022年シーズンは三塁打3本。
2023年シーズンは三塁打2本、ホームラン1本。(それぞれのシーズンで、全体の安打数は5本くらい)
フライアウトになった打球も結構遠くまで飛ばせた感覚があります。
このように、野球をやってなかったという経歴のわりには十分、長距離打ててると思うんですよね。
(野球経験者から見れば、たいしたことない成績だと思いますが)
常識外れな練習方法
野球経験が浅くても長打が打てている私の練習方法は…
プラスチックバットでの素振り
私が子どものころはバットに重りをつけて振るというのが当たり前でした。
親がケチだったので買ってもらえませんでしたが、友人のを借りて振った後に、重りを外してバットを振ってみると軽く振れるんですよね。
私の家や、家の周りにはちゃんとしたバットを振れるようなスペースは無かったので、出来る練習があるとすれば、プラスチックのバットを振ることくらい。
練習という感覚でやっていたわけではありませんが、暇なときには振っていました。
おもちゃのバットであれば、さすがに狭い家の中でも振れるので、暇つぶしのようなものです。
従来の考え方とは異なる練習方法だとは思いますが、少年時代に他のメンバーより打球を飛ばしていた理由も、長いブランクを経て参加した草野球で長打を打った理由も、このプラスチックバット素振りしか考えられない…
いずれも軽いプラスチックバットでの素振りは一定の効果があるのではないかと感じる出来事でした。
家の中で素振りができる「軽くて短い」トレーニングギアも販売されているみたいです。
重りを交換することで重量感を変えることも可能だそうです。
家の中で素振りができるトレーニングギア
意外と「常識外れ」じゃない
プラスチックバットでの練習は極端かもしれませんが
軽いバットでの素振りの効果は意外と「常識外れ」でもないみたいです。
整骨院での治療中、自身の練習方法を先生に話した時に言われたことです。
体のメカニズムに詳しい整骨院の先生が言うのだから、間違いじゃないのではないかと思います。
重いバットを使って素振りをしても、スイングスピードは上がらないどころか、遅い動きが身についてしまうことになるそうです。
バットに振られるような変な振り方にもなってしまうので、重いバットでの素振りは有効ではなさそうです。
実際に使うバットより何%か軽いバットで練習すると良いという記述も読んだことがあります。プラスチックは極端なのかもしれませんが私自身は効果を実感しています。
非力でもホームランは打てる
重いバットは振れない…それでもホームランが打てた。
スイングスピードさえ速ければ、長打は実現できると考えています。
私は、トップバランスであれば740グラムのバットをやっと振れるくらいです。
これは硬式野球経験者に言わせると、軽すぎるそうです。
※ミドルバランスであれば、バッティングセンターにある800グラムのバットも扱えませんでした。
740のトップを使い続けているうちに800のミドルを扱えるようになりました。
高校生以上の硬式野球では
バットの重さは900グラム以上と定められているそうです。
つまり高校野球経験者は軽くても900グラムのバットを使っていたというわけです。
740グラムでやっとの私と比べて160グラム以上の差があります。
※重さを20グラム変更するだけでも振った時の感覚はかなり違うので、160グラムの差はかなり大きいはずです。
私なんか740グラムでもやっとなので、むしろ最近では段々と軽いバットにシフトチェンジしています。
(執筆時で680グラムくらい)
それくらい非力であることを痛感しています。
それでも草野球で打ったヒットのうち半分以上が長打です。(足の速さで進塁しているわけではないです)
グラウンドの性質上、柵越えではありませんがホームランも打てています。
長年のブランクもあった中で長打を量産できているのは軽いプラスチックバットで素振りをしていたおかげだと実感しています。
ちなみに
同じプラスチックでも、長めのバットで素振りをすると、軽いことも相まって空気抵抗を感じやすいです。
ボヤーっとしたスイングになってしまうので、スイングスピードのトレーニングには向かなそうです。
少し短めのバットの方が速くスイングでき
トレーニングに向いてるかなと感じます。
話のまとめ
長打力を身につけるために…
✅軽いバットで素振りをして
速く振れることを体に身につける練習が有効
✅重いバットで練習すると
スイングスピードは落ち、フォームは崩れる